日本では赤みがかった銅(あかがね)を意味するスティールのエイ革「ガルーシャ」を、外装としてセレクトしたマネークリップ。全体の機能を調和する金属的な色合いが、宝石を散りばめたような豪華な光沢と、「ガルーシャ」のシンボルでもあるスターマーク(天眼)をまとうことで、重厚感とエレガントな印象を創り出していく。古来より縁起が良い革として重宝されてきた稀有な素材と、伝達性に優れた色彩との融合が、さらなるコミュニケーションの活性化を演出。スリーブの札入れ1つ・カード段3つを装備したキャッシュレス時代に相応しい実用性と、マネークリップでありながら金具を排したデザイン性を併せ持ち、男女問わず携えている魅力を高めてくれる。
サイズ / 重さ | 幅107 × 高さ95 × 厚さ10(mm)/ 74 g |
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素材 | 外装:ガルーシャ / 内装:山羊革(イタリア産) |
注意事項 |
※ 天然素材及び手作りのため、ひとつひとつの表情は異なります。 ※ お客様の閲覧環境によって、実際の色味とは異なる場合があります。 |
フラットに閉じる、独自設計のカブセ。
ボタンなどの金具パーツを使わず、よりフラットなシンプルさを追求。オス・メスのパーツを革でデザインし、カブセ側の側面に伸縮して押さえ込む小さな細工を施すことで、スムーズな開閉を実現しています。外装の「ガルーシャ」には適度な硬さとハリがあり、非常に使いやすい財布であるとともに、内装に使用している柔らかい「イタリアンゴートレザー」との異なる特性の素材を組み合わせて、美しさとともに耐久性も追求するには、革の断裁面への最大限の工夫が不可欠。そこで、「ガルーシャ」には専用ニスを塗って仕上げるコバ塗り仕上げを施し、「イタリアンゴートレザー」にはヘリ返しを施しています。また、カーブになる部分には放射状にヒダを刻む菊寄せで美しく仕上げ、カード段のコバにはラインに沿ったネン引きで上品にアクセント。さらに、縫製は、最適な力加減で異なる革質の相性を確かめながら、最もバランスに優れたステッチ幅で縫い合わせています。
総革の内装で、さらなる高級感を創出。
札スペースやマルチポケット2つの内部にも、「イタリアンゴートレザー」を使用。見た目の上質な美しさだけでなく、紙幣を入れた際には適度な摩擦で滑りを止めるとともに、紙幣を抜く際には滑らかに取り出せます。
内装のシボ革と支え合う、海の宝石ガルーシャ。
昔から“ラッキーフィッシュ(幸福の魚)”とも呼ばれているエイ革「ガルーシャ」は、動物性とミネラル性の成分を併せ持つユニークな素材。クロコダイル・リザード・パイソン・オーストリッチなど、固有の特長を有するエキゾチックレザーに分類されていて、美しく覆っているガラスビーズを散りばめたような小さな鱗と、地中海の潮風を指先で感じるような冷んやりとした感触が魅力です。人間の歯と同じリン酸カルシウムでできており、他の革と比べても圧倒的に堅固で扱いにくい反面、“100年モノ”と言われるくらい強度と耐久性に優れていることでも有名。内装には、肌触りが柔らかく耐摩擦性に優れた軽量革「イタリアンゴートレザー」(イタリア産・山羊革)を採用し、個性的な凹凸のシボと独特な毛穴の形状が特長的で、薄くても丈夫で型崩れもしにくい特性があります。
ブランドロゴ(『アトリエ アクナス』オリジナル素押しロゴ「Wings」の装飾)
『アトリエ アクナス』のレザーグッズには、想像力を駆使した高品質の証として、素押しロゴにシルバー925を組み合わせた“Wings”を装飾。それには、「翼を使って自由に飛び、つねに飛行し続けて、新しいことへ挑戦していこう」というメッセージが込められています。工房の全スタッフで作り上げたという想いもあり、アクセサリーではない革製品にも、メンズラインの開発を行う銀細工部門のDNAが、しっかりと刻み込まれています。
美しく魅せる、ガルーシャの多彩なカラー。
ガラス粒のような輝きで魅了する、「ガルーシャ」の非常に硬い銀面。細かな粒の主成分は、人間の骨や歯と同じリン酸カルシウムでできており、革としては珍しく劣化しにくいため、キレイなコンディションのまま長く愛用できるのも魅力です。さらに、見る角度や光が当たる角度によって異なる輝きをまとう、独特な美しさを宿した陰影も特長。『アトリエ アクナス』では、最大11色からセレクトできる、豊富なカラーバリエーションをラインアップしています。多彩なカラーには、視覚的な効果だけでなく、所有することによる色の意味合いもあり、自分に相応しいカラーを選ぶことにより愛着も育まれていきます。