青い宝石としても有名なサファイア(ラテン語で「青」の意)のエイ革「ガルーシャ」を、外装としてセレクトしたスリット札ばさみ。大地のシンボルとしても知られ、その名の如く宝石を散りばめたような豪華な光沢をまとうことで、他にはない高貴な輝きを放っていく。古来より縁起が良い革として重宝されてきた稀有な素材と、誠実・慈愛・徳望などの意味を持つ色彩との融合が、性別問わず多くの人たちの感性を魅了。二つ折りの紙幣を簡単に差し込める中央のメインポケットと、外装の両側面にカード段3つ・スロット1つをそれぞれ備え、金具を排除したキャッシュレス時代に相応しいスリム&スマートな使用感をもたらしてくれる。
サイズ / 重さ | 幅112 × 高さ85 × 厚さ5(mm)/ 51 g |
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素材 | 外装:ガルーシャ / 内装:山羊革(イタリア産)※ロゴマーク:Silver925 |
注意事項 |
※ 天然素材及び手作りのため、ひとつひとつの表情は異なります。 ※ お客様の閲覧環境によって、実際の色味とは異なる場合があります。 |
無縫製の切り込みで、フラットなカード段。
異なる特性の素材を組み合わせて、美しさとともに耐久性も追求するには、革の断裁面への最大限の工夫が不可欠。外装に使用している硬くてクセのある「ガルーシャ」の断面には、専用ニスを塗って仕上げるコバ塗り仕上げを施し、内装に使用している柔らかい「イタリアンゴートレザー」には、ヘリ返しを施しています。また、切り込みで表現した外装のカード段にも、コバ塗り仕上げを細部まで施しているので、カードの抜き差しで生じるほつれなどの心配もありません。さらに、縫製は、内装の切り目4カ所のみながら、最適な力加減で異なる革質の相性を確かめつつ、最もバランスに優れたステッチ幅で縫い合わせ。ジャケットの内ポケットなどから出し入れする頻度が高いことも考慮し、カード段の膨らみを抑えて引っ掛かりにくい設計にしています。
利便性を向上させる、内部のマテリアル。
メインコンパートメントである札スペースの内装には、柔らかい「イタリアンゴートレザー」を使用。見た目の美しさだけでなく、紙幣を入れる際には適度な摩擦が収納性を高め、紙幣を抜く際には滑らかに取り出すことが可能です。また、外装の「ガルーシャ」に切り込みで備えたカード段の内部には、カードの取り出しやすさを考慮して「ナイロン」を使用しています。
内装のシボ革と支え合う、海の宝石ガルーシャ。
昔から“ラッキーフィッシュ(幸福の魚)”とも呼ばれているエイ革「ガルーシャ」は、動物性とミネラル性の成分を併せ持つユニークな素材。クロコダイル・リザード・パイソン・オーストリッチなど、固有の特長を有するエキゾチックレザーに分類されていて、美しく覆っているガラスビーズを散りばめたような小さな鱗と、地中海の潮風を指先で感じるような冷んやりとした感触が魅力です。人間の歯と同じリン酸カルシウムでできており、他の革と比べても圧倒的に堅固で扱いにくい反面、“100年モノ”と言われるくらい強度と耐久性に優れていることでも有名。内装には、肌触りが柔らかく耐摩擦性に優れた軽量革「イタリアンゴートレザー」(イタリア産・山羊革)を採用し、個性的な凹凸のシボと独特な毛穴の形状が特長的で、薄くても丈夫で型崩れもしにくい特性があります。
ブランドロゴ(『アトリエ アクナス』オリジナル素押しロゴ「Wings」の装飾)
『アトリエ アクナス』のレザーグッズには、想像力を駆使した高品質の証として、素押しロゴにシルバー925を組み合わせた“Wings”を装飾。それには、「翼を使って自由に飛び、つねに飛行し続けて、新しいことへ挑戦していこう」というメッセージが込められています。工房の全スタッフで作り上げたという想いもあり、アクセサリーではない革製品にも、メンズラインの開発を行う銀細工部門のDNAが、しっかりと刻み込まれています。
美しく魅せる、ガルーシャの多彩なカラー。
ガラス粒のような輝きで魅了する、「ガルーシャ」の非常に硬い銀面。細かな粒の主成分は、人間の骨や歯と同じリン酸カルシウムでできており、革としては珍しく劣化しにくいため、キレイなコンディションのまま長く愛用できるのも魅力です。さらに、見る角度や光が当たる角度によって異なる輝きをまとう、独特な美しさを宿した陰影も特長。『アトリエ アクナス』では、最大11色からセレクトできる、豊富なカラーバリエーションをラインアップしています。多彩なカラーには、視覚的な効果だけでなく、所有することによる色の意味合いもあり、自分に相応しいカラーを選ぶことにより愛着も育まれていきます。