神秘的な群青の空色を彷彿させるラピス(ラテン語で「石」の意)のエイ革「ガルーシャ」を、外装としてセレクトしたカードケース。画家フェルメールの「青いターバンの少女」でも有名な色合いが、宝石を散りばめたような豪華な光沢をまとうことで、満天の星空のような輝きを映し出していく。古来より縁起が良い革として重宝されてきた稀有な素材と、幸運・成功・健康などの意味を持つ色彩との融合が、幸せな歓びを醸成。ビジネスシーンでの収納性と実用性も併せ持ち、活躍するシーンを広げてくれる。
サイズ / 重さ | 幅100 × 高さ78 × 厚さ13(mm)/ 61 g |
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素材 | 外装:ガルーシャ / 内装:山羊革(イタリア産)※ロゴマーク:Silver925 |
注意事項 |
※ 天然素材及び手作りのため、ひとつひとつの表情は異なります。 ※ お客様の閲覧環境によって、実際の色味とは異なる場合があります。 |
名刺の枚数に合わせて伸縮する、通しマチ。
紙袋のように底部までマチが付いている「通しマチ」の採用により、名刺の収納量に合わせてマチ幅が伸縮。多くの名刺を交換するようなビジネスシーンにおいても、一般的な名刺の厚さであれば50枚ほど収納できるので便利に使えるとともに、底部が広がらない笹マチのように名刺の角が折れるような心配もありません。また、内装に使用している「イタリアンゴートレザー」は、柔らかい革で一定のハリ感を保ちながらも良く伸び、スムーズな名刺の出し入れが可能。さらに、メインポケットの他にも、サブポケットを3つ備えているので、名刺を分けて収納できるなど、自分に合わせた使い方ができるのも魅力です。
断裁面など細部に宿る美に、職人技が凝縮。
異なる特性の素材を組み合わせて、美しさとともに耐久性も追求するには、革の断裁面への最大限の工夫が不可欠。外装に使用している硬くてクセのある「ガルーシャ」の断面には、専用ニスを塗って仕上げるコバ塗り仕上げを施し、内装に使用している柔らかい「イタリアンゴートレザー」には、ヘリ返しを施しています。また、カーブになる部分には放射状にヒダを刻む菊寄せで美しく仕上げ、カード段のコバにはラインに沿ったネン引きで上品にアクセント。さらに、縫製は、最適な力加減で異なる革質の相性を確かめながら、最もバランスに優れたステッチ幅で縫い合わせるなど、シンプルな装いのなかにも、さまざまな職人の技と想いが込められています。
内装のシボ革と支え合う、海の宝石ガルーシャ。
昔から“ラッキーフィッシュ(幸福の魚)”とも呼ばれているエイ革「ガルーシャ」は、動物性とミネラル性の成分を併せ持つユニークな素材。クロコダイル・リザード・パイソン・オーストリッチなど、固有の特長を有するエキゾチックレザーに分類されていて、美しく覆っているガラスビーズを散りばめたような小さな鱗と、地中海の潮風を指先で感じるような冷んやりとした感触が魅力です。人間の歯と同じリン酸カルシウムでできており、他の革と比べても圧倒的に堅固で扱いにくい反面、“100年モノ”と言われるくらい強度と耐久性に優れていることでも有名。内装には、肌触りが柔らかく耐摩擦性に優れた軽量革「イタリアンゴートレザー」(イタリア産・山羊革)を採用し、個性的な凹凸のシボと独特な毛穴の形状が特長的で、薄くても丈夫で型崩れもしにくい特性があります。
ブランドロゴ(『アトリエ アクナス』オリジナル素押しロゴ「Wings」の装飾)
『アトリエ アクナス』のレザーグッズには、想像力を駆使した高品質の証として、素押しロゴにシルバー925を組み合わせた“Wings”を装飾。それには、「翼を使って自由に飛び、つねに飛行し続けて、新しいことへ挑戦していこう」というメッセージが込められています。工房の全スタッフで作り上げたという想いもあり、アクセサリーではない革製品にも、メンズラインの開発を行う銀細工部門のDNAが、しっかりと刻み込まれています。
美しく魅せる、ガルーシャの多彩なカラー。
ガラス粒のような輝きで魅了する、「ガルーシャ」の非常に硬い銀面。細かな粒の主成分は、人間の骨や歯と同じリン酸カルシウムでできており、革としては珍しく劣化しにくいため、キレイなコンディションのまま長く愛用できるのも魅力です。さらに、見る角度や光が当たる角度によって異なる輝きをまとう、独特な美しさを宿した陰影も特長。『アトリエ アクナス』では、最大11色からセレクトできる、豊富なカラーバリエーションをラインアップしています。多彩なカラーには、視覚的な効果だけでなく、所有することによる色の意味合いもあり、自分に相応しいカラーを選ぶことにより愛着も育まれていきます。